自律神経失調症の診断チェック【精神を安定させて完治を目指す】

自律神経の異常による疾患

看護師

自律神経が乱れる原因

自律神経失調症とは、体に明らかな症状が現れているにも関わらず、医療機関での検査では異常がないと診断されてしまう疾患のことを言います。自律神経失調症はうつ病に移行しやすいのが特徴であり、年々発症者が増加している疾患です。ストレスを感じやすい人、また環境の変化への対応が苦手な人が発症しやすいのも特徴の1つです。自律神経失調症の原因は、交感神経と副交感神経とからなる自律神経の乱れ・異常とされています。自律神経は基本的に交感神経が機能している時は、副交感神経は機能しません。逆に副交感神経が機能している時は、交感神経は機能しないようバランスを保っています。このどちらかの神経が過剰に機能し過ぎて、2つの神経のバランスが乱れることで自律神経失調症が発症するのです。近年の自律神経失調症では交感神経の方が過剰に機能するケースが多いのが特徴です。そして自律神経失調症は男性より女性の方が、圧倒的に発症しやすい疾患です。女性は一生を通し、月経、妊娠、出産、更年期と女性ホルモンのバランスが変化する機会が多くあります。自律神経はこの女性ホルモンの変化の影響を非常に受けやすい為に、女性は自律神経失調症になりやすいのです。

自律神経の乱れの予防法

自律神経失調症は病院での検査では体に異常がないと診断されても身体的、精神的に数え切れないほど様々な症状が現れます。主な身体的に現れる症状として、頭痛、味覚障害、動悸、食欲低下、慢性的な疲労感などです。全身の器官をコントロールしている自律神経が乱れてしまうと、頭から足先まで全身のあらゆる場所に症状が現れてしまうのです。症状の程度は個人差が大きく、またその日によって症状が大きく現れたり軽かったりもします。この為病院での診断も困難であり、疲れや気のせいと放置してしまうケースも多いのです。自律神経失調症の主な精神的な症状が情緒不安定になる、不安感の増大、悲観的になりやすい、集中力が続かないなどです。身体的な症状と同じく症状の程度は個人差が大きく、また医師に上手く症状を伝えきれない人が多い為に、異常なしと診断されることが多いのです。自律神経失調症の最大の予防法が、適度なストレス発散と規則正しい生活を送ることです。ストレスは自律神経が乱れる最大の原因です。自分なりのストレス発散方法を見つけ、内に溜め込まないことが最も重要とされています。また早寝早起きを心がけ、十分な睡眠をとり、朝食を抜かずに3食しっかり摂るなどの、規則正しい生活を意識することで自律神経のバランスを正常に保つことができます。また医療機関にてカウンセリングを受けるのも一つの方法です。いまは精神面からくる異常に対応している心療内科があるので、そこで治療を進めていくことも可能です。日常生活を意識して変え、医療機関にも足を運びながら自律神経失調症を改善していきましょう。